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私たちESSは、「酵素」の力を活かした美容方法を長年にわたり追求してきました。

酵素は水を加えることで活性し、その力を発揮します。私たちの身体の中にも数多くの酵素が存在していて、健やかな身体や肌を保っているのです。つまり「酵素美容法」には水が必要不可欠。

水と酵素はパートナーであると言えます。

 

そんな大切な水環境を守りたい。そんな気持ちから、水と海を守るフリーペーパー『つづく』が誕生しました。

きれいな水と海を守るために。『つづく』の配布パートナー様を募集しています!

今回は、配布パートナー様である岩手県在住の澤崎わかなさん、なのはさん姉妹に、どのような活動をされているかお話をお伺いしました。

 


 

お二人が環境のために取り組んでいることを教えてください。

5年前から継続して『大ザリガニ釣り大会』を企画・開催しています。
盛岡城跡公園にある池に大繁殖したアメリカザリガニを駆除し、池本来の生態系に戻すためです。

 

 

また、活動を継続してきた中で、自然環境について更に知りたいと思い、今年から海洋プラスチックごみについての勉強会や循環型エネルギーについての施設見学会を開催しました。今後は秋に大学生と一緒にプロギング(ジョギングしながらごみ拾いするイベント)を開催予定です。

 

1回のイベントでどれくらいのザリガニが釣れるのですか?

今年は約200人の方に参加していただき、120匹釣れました。

3回目までは釣れるアメリカザリガニの数は増えましたが、4回目から数が減少し、今年は更に少ない120匹となりました。なので、活動を継続している成果が出てきたのかなと思います。

釣ったアメリカザリガニは、肥料として命の循環を考えています。
今年は中学生実行メンバーとアメリカザリガニの肥料研究にも挑戦します。

 

 

5年も継続して、しっかり結果につながっているのは素晴らしいことですね。
なぜ、ザリガニ釣り大会をしようと考えたのでしょうか?

きっかけは、続けてきたトンボとり調査での気づきです。
小学校低学年から毎週トンボとりに出かけていました。どの時期・どんなトンボが・どこに飛んでいるかが分かるようになったころ、(トンボとり調査が4年過ぎたころ)、いつもトンボとり調査で通っていた盛岡城跡公園の小さな変化に気づいて、気にしていました。
それは、トンボの数が減り、池のアメリカザリガニが急激に増えていることです。

時々嫌な臭いもしていました。池の周辺に住む住民の方も池の匂いに困り、市と話し合ったと聞きました。
小学校の理科の学習で、アメリカザリガニの生態系への悪影響について学んでいたこともあり、「池の嫌な匂いの原因はアメリがザリガニの大繁殖だ!」とすぐに気づきました。

そこで、市役所にトンボ調査の壁新聞と、アメリカザリガニの駆除を楽しく行うザリガニ釣り大会を提案するための手作り紙芝居を持参して、プレゼンし、2か月後に『第1回大ザリガニ釣り大会』を開催することができました。

 

 

活動のおかげで、トンボがたくさん集まる池に戻る日もそう遠くなさそうですね。

はい、今はトンボの他にも、タニシが増えたり、ホタルが多くみられるようになったり、池のカキツバタの花の数が増えたという嬉しいご報告も届くようになりました。

盛岡はトンボの種類が多いので、活動をしている池周辺でも更に多くの種類のトンボがみられるようになれば嬉しいです。

また、他の池でもザリガニ釣り大会をしませんかと声をかけていただいたので、今後は活動のノウハウをまとめ、他の地域の方のアドバイスや相談で力になれれば嬉しいです。

 

『つづく』はどのように活用されたのでしょうか

まずはザリガニ釣り大会でフリーペーパーとして配布しました。

また、海洋プラスチックごみについての勉強会を企画していた時に、ザリガニ釣り大会の協力者であった岩手医科大学の医学生の方に、マイクロプラスチックと健康被害について参加者に説明して欲しいと頼みました。その時、医学生の方に『つづく』を読んでもらったりもしました。

『つづく』のフリーペーパーは、海洋プラスチック問題の現状を分かりやすくまとめられており、プラスチックフリーの生活についても写真入りで書かれているので、「こうゆう生活、いいよね!」との感想もありました。

次回は、9月に岩手医科大学の方とプロギング(ジョギングしながらごみ拾いするイベント)を開催予定です。

 

 

 

↑勉強会では、医学生の方にマイクロプラスチック問題を寸劇で紹介していただいたり、環境アドバイザーの方がマイクロプラスチックと健康被害についての学会レポートの紹介をしてくださったので、私たちは学びを深めることができました。

 

積極的に活動されている中で、何か課題はありますか?

私たちの活動は、子どものアイディアを取り入れて開催している子ども主体の活動です。
大人メンバーはそこを温かく見守ってくださいます。

近隣の会社に訪問したり、イベント当日に司会進行したりなど、子ども達は初めて経験することが多いです。
また、環境問題に対する意識の違いもあります。
なので、この活動の実行メンバーの皆さんが、より自分ごととして活動に参加できるように、勉強会や見学会を開催しました。高校生になると、部活や勉強で時間調整が難しくなりますが、こうしたメンバー間の勉強会を今後も作れればいいと思います。

 

 


地域の方と連携しながら、自分たちでできることを通して自然を守ろうとする澤崎さんご家族。とても楽しそうにお話をしてくださいました。
今後の活動も応援しています!

 

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